パワハラが横行していた舟橋村役場。村長の責任は重いとして村議会の複数の議員が連名で不信任決議案を提出することを決めました。
14日開かれた舟橋村議会運営委員会。村長に対する不信任決議案の提出などについて話し合われました。
パワハラ被害を受けたという4人の職員が告発し、第三者調査委員会が調べたところ、役場内では10年以上にわたって複数の職員によるパワハラが横行していたことが判明。当時、副村長だった古越邦男村長の対応も不誠実だったことが明らかになっています。
14日の委員会では村長の責任は重いとして、複数の議員が連名で村長に対する不信任決議案を提出し、本会議で採決することが決まりました。
これは舟橋村政が始まった1889年以来初めてとみられます。
舟橋村議会 竹島貴行村議:
「やはり責任の所在をはっきりさせると。村民のみなさんから怒りの声も上がっているなかで、村長の対岸にいる議会の議員としてこれでいいのかと。将来の舟橋村を考えた場合に、しっかりとこの問題はうみを出し切ってですね、新たにスタートさせなければならない、そういう思いです」
村議会の議員数は6人で、不信任決議案が可決されるには議長を含めた5人の賛成が条件となります。採決は16日行われますが、可決された場合、古越村長は議会を解散する意向です。