衆院選の争点にスポットを当てる特集「争点の現場から」です。人口が100万人を下回った富山県…特に若い女性の県外流出が深刻です。「人口減少」への対応が急務となる中で、県内で最も人が減り続けている地域を訪れました。いま、政治に求めるものは何か、聞きました。

地元の漁師が獲ってきた新鮮なタラをぶつ切りにし、余すところなく鍋に入れ味噌で煮込んだ名物、タラ汁。そして、春には残雪、美しい北アルプスの山々を背景に、舟川べりの桜並木、チューリップ、菜の花が描く四重奏を楽しむことができます。

新潟県との境に位置する朝日町…。富山県の中でも最も人口減少が深刻です。町の人口は1950年の2万4000人をピークに減り続け先月、ついに1万人を下回りました。