今月27日投開票の富山県知事選挙が、13日、告示後初めての日曜日を迎えました。2人の候補はそれぞれ県西部を中心に支持拡大を訴えました。

知事選に立候補しているのは、届け出順に、いずれも無所属で、共産が推薦する新人の百塚怜(ひゃくづか・れい)候補(34)と自民、公明、立憲民主、国民民主が推薦する現職の新田八朗(にった・はちろう)候補(66)の2人です。

新人の百塚氏は射水市などを回り、中小企業の賃金引き上げや福祉の充実を訴えました。

百塚怜候補(無所属・新):
「今の新田県政に大変な危機感を抱いて立候補を決意しました。
まず行うべきは中小零細事業者への支援はないでしょうか。
これが地域を元気にする一丁目一番地となる経済政策ではないでしょうか」


現職の新田氏は高岡市などを回り、伝統産業の支援に力を入れていくと支持を訴えました。


新田八朗候補(無所属・現):
「高岡の伝統産業をしっかりともう一度復活をさせる、そして復活どころかあらたな稼ぎ手としてこの伝統産業を盛り上げていく、高岡の大きなコンテンツになると思います。これをしっかりやっていきたいと思います。富山県のリーダーとして引き続き次の4年間も働かせて頂きたいことをお願いして、ご挨拶とさせていただきたいと思います」



知事選は今月27日投開票です。