自宅から廃墟までは1.5キロほど…
行方不明になる10日ほど前、こんな異変も…。
夫:「自転車に乗っとって転んで、顔打ってそういうことがあって、ちょっと入院したがと治療したがとちょっと期間あったがで…」

髙木記者:「認知症とかそういったことは?」
夫:「そういうことはない」
廃墟で亡くなってしまったことに夫は後悔を募らせます。
夫:「精神的に落ちこんどるが、外見からあんまり」「見る限りはそんな風に見えんがやけど、なんか落ちこんどるとかそういう風には見えんがやけど、やっぱなんかあったがかなーって」
遺体で女性は前かがみの状態で座り、上半身の衣服を身に着けていなかったということです。女性を知る近隣の住民は…。
記者:「最後に見られたのはいつですか?」
男性:「3月の末ぐらいの不燃物の当番に見えたかな。そのときが最後でないかな」
記者:「そのときはどんな様子でした?」
男性:「言ったら(会話が)返って来る。そういった言葉だけ。それ以外のことは喋らない」
女性:「足都合悪いだけで、わりと元気。公民館の掃除とかね、そんなが協力しとられたですね」

夫は1か月半近く妻を探し続けていたといいます。
自宅から廃墟までは直線距離で、1.5キロほどの距離にあります。廃墟で発見されたことに心当たりはあるのでしょうか?

夫:「なんか気分悪くなって、どこかそこ入ったがか、わからんけど。別にあのとき雨も降っとらんだから雨宿りすることもないと思うし…」
