旧統一教会と知事や国会議員らとの接点になっていたのが旧統一教会関連団体の事務局長でした。この事務局長が窓口となって田畑裕明衆議院議員の選挙応援を関連団体が組織的に行っていたことがチューリップテレビの取材でわかりました。

3日、参議院選挙を受けて召集された臨時国会。集まった国会議員に旧統一教会との関係の質問が集中しました。

選挙応援を受けていた田畑裕明衆議院議員は…。カメラでのインタビューはできませんでした。

2017年の衆院選の選挙応援は個人的な応援だったのか、それとも組織的な応援だったのか。旧統一教会の関連団体、県平和大使協議会の事務局長、鴨野守氏の認識は…。

毛田千代丸 キャスター:
「田畑議員なんですけど、いま写真見てるんですが、田畑裕明議員の総決起大会、2017年10月15日にありまして、この時は鴨野さんやほかの関係団体の方が選挙応援に回ったんでしょうか」

県平和大使協議会 事務局長 鴨野 守 氏(電話取材):
「そうですね。できる範囲で私たちの友人や知人に田畑先生を応援しましょうと。そのお声がけはさせていただいたと覚えておりますね」


こう話すのは、旧統一教会の関連団体、県平和大使協議会の事務局長、鴨野守氏です。田畑裕明衆議院議員の選挙応援をしたというのです。

鴨野氏をめぐっては、おととしの知事選で新田知事の後援会名簿の作成や事務所から有権者に電話をかける「電話作戦」に協力。県平和大使協議会の事務局長として新田知事支援の窓口となっていました。

毛田キャスター:
「知事選で平和大使協議会側の窓口となっていたのが鴨野さんで。平和大使協議会としては後援会名簿を作成していた?」

県平和大使協議会 事務局長 鴨野 守 氏(電話取材):
「選挙の協力はさせていただいたということですね。そして、名簿集めとか電話かけ、それは少しさせていただきました」

県平和大使協議会の議長を務めていた稗苗清吉県議は、先月20日、安倍元総理銃撃事件を受けてまっさきに話した相手が事務局長の鴨野氏でした。

稗苗県議:
「いやあの富山の中心メンバーが 鴨野くんという男なんですが」
「(銃撃事件を受けて)ひとつの責任感を感じてるので、立ち止まって協議をしてほしいよと(平和大使協議会の)議長命令でそうゆうことを今、きのう鴨野の家まで行って申し入れてきました」



稗苗県議の発言からも鴨野氏が中心人物であることが伺えます。鴨野氏は世界平和統一家庭連合の広報局長を務めた幹部の1人。旧統一教会側と富山政界との接点になっていた人物だったのです。それは富山選出の国会議員にも。

「必勝 総決起大会」と題された田畑裕明衆議院議員の支援集会。開催されたのは衆院選前の2017年10月15日で、主催は「裕和会」。後援は旧統一教会関連団体の「世界平和連合富山県本部」となっています。


田畑議員は選挙応援について『選挙期間中に熱心な支援者から来れるなら来てくださいといわれて幕間に挨拶した。主催の裕和会は田畑議員の政治団体ではない』と回答していましたが…。


毛田キャスター:
「鴨野さんの姿も前列で写ってらっしゃるんですね。田畑議員は熱心な支持者からこられるなら来てほしいと言われて行っただけで主催したわけではないと主張しています」

県平和大使協議会 事務局長 鴨野 守 氏(電話取材):
「そうですね。主催をされたわけではないですね。こちらがご案内をして、日程が都合ついたので来ていただいてご自分の政治信条を話されたということですね」





鴨野氏はこの衆院選で後援会の名簿づくりや有権者に電話をかける電話作戦に協力したと言います。

田畑議員は選挙応援について『個人レベルで支援がありました』とあくまで個人の応援としていましたが、旧統一教会関連団体が組織的に応援していたことが新たにわかりました。


3日開会した臨時国会。旧統一教会との関係について国会議員それぞれに詳しい説明が求められています。