恵みの雪で雪像が「2つ」に

雪まつりでは例年、呼び物の雪像を2つ作っていますが、今年は暖冬による雪不足から1つに減らす予定でした。しかし、5日から6日にかけ、20センチほどのまとまった雪が積もったことで、例年通り、雪像を2つ作るということです。雪祭りに向け準備が進む中、今年は冬の観光にある期待をしているといいます。

佐藤一夫さん「冬場は割と日本人は来ないんですけど、台湾から来る人達は雪を楽しみに来ますので、インバウンドの皆さんが来ることは当然来客数も増えることですから、期待をしています」

冬の大内宿を訪れる人は、このところ平日は、海外からの観光客が8割を占めているといいます。さらにそのほとんどが台湾からで、6日も台湾からの団体旅行客で賑わっていました。

台湾人観光客の女性「とてもきれいです。台湾は雪はないです。旅行は食べ物はおいしいです。温泉はとても好きです」
台湾人観光客の男性「雪を見てとても興奮しました。また訪れたいです」

さらに、1月から福島と台湾を結ぶ定期チャーター便が運行していることもあり、冬の会津観光の広がりに期待を寄せています。

佐藤一夫さん「ぜひこの大内宿の冬景色を堪能してほしい。この宿場町に残る屋根に乗った雪の景観が素晴らしい。よく見ていただきたい」

大内宿の雪まつりは、10日と11日の2日間行われます。