まずは「納税通知書」で確認を
ベストファーム・斉藤圭祐司法書士「4月1日から3年以内に法務局で相続による名義変更をするということが義務になる」
司法書士の斉藤圭祐さんは、義務化にあたってまずは自身の相続登記の状況を確認することが重要だと話します。
斉藤さん「まずは毎年役場から届く固定資産税の納税の通知を見ていただくのがいい。その中にすでに亡くなっている方の名前が記載されている場合は、登記簿不動産の名義はそのまま亡くなっている方の名前で残っている可能性が高いので、確認して名義変更をする」
通知の内容だけでは分かりにくい場合、専門家に相談することも一つの手です。
斉藤さん「3年以内という期限が設けられているので、時間が経てば経つほど関係する相続人が増えていくことが多いので、なるべく早くベストファームのような専門家に相談して対応することが重要」
名義変更は、相続したことを知った日から3年以内に手続きをしないと最大10万円以下の過料の対象となります。

また、斎藤さんは今回の義務化に便乗して法務局や不動産会社などを装い架空請求などを行う詐欺が発生する恐れがあるため、注意するよう呼びかけています。










