福島県二本松市の大七酒造で高野山に奉納する日本酒の仕込みが始まり、30日、注水の儀といわれる儀式が行われました。
二本松市の大七酒造では、2011年から毎年和歌山県の高野山に記念酒を奉納しています。30日は、高野山三宝院の飛鷹全隆住職が訪れ、高野山を流れる神聖な沢水を酒の仕込み水に加える「注水の儀」が行われました。儀式では、住職が水を祈祷したあと、杜氏が仕込みタンクに注ぎ込みました。
大七酒造・太田英晴社長「これは見事な美酒だなと思っていただけるようなものを、心を込めて作っていきたいと思っています」
できあがった日本酒は、4年間熟成させた後、特別な記念酒として高野山に奉納されるということです。










