福島県二本松市の岳温泉にある旅館「陽日の郷(ゆいのさと)あづま館」に、28日、新施設がオープンします。福島県沖地震で大きな被害があった岳温泉に、新たな憩いの場が誕生です。
二本松市の岳温泉にある「陽日の郷あづま館」。過去3年の間に2度起きた福島県沖地震の被害で一部の建物を取り壊し、28日、新施設「Dake Peak」がオープンします。
陽日の郷あづま館・坂路和美営業本部長「岳温泉に訪れる方の憩いの場所になれればと思う。誰でも気軽に立ち寄って頂けるような施設にしたい。」
なかでも注目なのが、こちらの「足湯暖炉」です。
小湊愛巳アナウンサー「温まりますね。お湯がなめらかで気持ちいいです」
夜になると、二本松の間伐材を使った暖炉の火を見ながら足湯を楽しむことができます。また、首都圏を中心に店舗展開するメゾンカイザー監修のベーカリーも今年の春オープン予定で、30種類ほどのパンが並ぶということです。
ほかにも二本松の地酒を中心としたお酒を購入できるコーナーや、東北初出店のサウナグッズ専門店、地元の発酵食品などが並ぶセレクトショップも設けられます。
坂路和美営業本部長「2度の福島県沖地震を経験してようやくこの施設がオープンしたので、たくさんの人に利用いただければいいなと思う」
2度の地震を乗り越え、地域の復興と観光交流の広がりを目指す新しい呼び物として期待が寄せられています。










