この冬最強の寒波で24日から降り続いた雪はピークを過ぎました。高齢化が進む地域では地域全体で雪かきをするなど対応に追われています。
小枝佳祐記者「南会津町では、連日雪が降り続き、道路わきには腰の高さほどの雪が積もっています」
福島県内は、強い冬型の気圧配置に覆われ、会津を中心に雪が降り続き、午後4時現在の積雪は、桧枝岐で153センチ、只見で100センチ、南郷で83センチなどとなっています。雪のピークは過ぎましたが、南会津町南郷では、地区の人たちが朝から、家の周りの除雪や屋根の雪下ろし作業に追われていました。
住民の女性「若い時ならこのくらいの雪なんか何ていうことなかったんだけど、80過ぎての雪は大変ですよ」
南会津町は、年々、住民の高齢化が進む自治体の一つで、1月1日現在、住民のおよそ43%が65歳以上の高齢者です。
一方、町では、70歳以上の高齢者世帯などを対象とした除雪支援事業を20年以上前から続けていて、地域全体で除雪に当たっています。
除雪をした男性「頑張って協力しあって雪かきやっていかないと、もう家がダメになっちゃうんで、そこらへんは助け合って行くしかないと思っています。」
除雪を依頼した女性「私は足も痛いし腰も痛いし、何にもできないのよね。うれしいですね。助かります」
こうした温かい支援が雪深い会津の暮らしを支えています。











