23日、架線トラブルの影響で運転を見合わせていた東北新幹線が、24日朝の始発から運転を再開しました。
伊藤大貴記者「JR福島駅西口です。東北新幹線がけさから再開し、多くの人が利用しています」
東北新幹線は、24日の始発から運転を再開し、JR福島駅では窓口で切符を買い求めたり、新幹線の改札を足早に通ったりする人の姿が多く見られました。
JR東日本によりますと、23日午前10時ごろ、上野ー大宮間で発生した停電の影響で、東北新幹線は東京ー仙台間の上下線で運転を見合わせました。この影響で、あわせて171本が運休し、およそ6万人の利用客に影響が出ました。
運転を見合わせてから一夜明け、JRでは復旧作業や故障車両の収容が完了したため、24日の始発から運転を再開しました。
利用客「不安でした。きょう行けなければ在来線で乗り継いで東京まで5時間40分くらいかかる。覚悟しながら(待っていた)」
利用客「よかったです。ディズニーランドに行く。(再開しなかったら)キャンセルしかなかった」
また、これまでに上野ー大宮間で架線が垂れ下がっているところが見つかっていて、JRがトラブルの原因を詳しく調べています。
今回は東北新幹線だけでなく、上越、北陸新幹線も運転を見合わせ、あわせて12万人あまりの利用客に影響が出たということです。










