パナソニックのグループ会社が来年5月末で福島市の工場を閉鎖すると発表したことを受けて、各方面に波紋が広がっています。

パナソニックコネクトは18日、建物の老朽化などを理由に、来年5月末で福島市の福島工場を閉鎖すると発表しました。一夜明けた19日、従業員にも動揺が広がっています。

福島工場の従業員「ちょっと心配しています。(次の仕事については)まだわからないです」

工場閉鎖の発表を受け、福島市の木幡市長は「福島市のものづくりをけん引してきた企業だけに大変驚いている。非常に残念」とのコメントを発表しました。

また、福島商工会議所の渡邊博美会頭は「市と連携しながらできる限り対応していきたい」としています。

福島工場には現在450人の従業員がいて、パナソニックコネクトは「今後、一人一人面談を行い、配置転換や転職も含め、サポートしていきたい」と話しています。