インフルエンザについて、福島県内では1医療機関あたりの感染者の数が38人あまりで今シーズン最多を更新、3週連続で「警報レベル」となりました。
県によりますと、12月10日までの1週間に県内82の医療機関で確認されたインフルエンザの感染者は、1医療機関あたり38.66人で、今シーズン最多を更新、3週連続で「警報レベル」の30人を超えました。
地域別では、郡山市が55.23人と最も多く、次いで県中が47.78人、相双が46.83人、県南が43.57人となっています。
また、インフルエンザによる休校や学年閉鎖も相次いでいて、県内では10日までの1週間で幼稚園や小・中学校、高校で7校が臨時休校、96校が学年や学級閉鎖となっています。
県によりますと、インフルエンザの感染者の多くを子どもが占めているということで、家庭内での感染を防ぐことが重要です。
また、子どもがかかりやすく、発熱、のどの痛みなどを発症する「溶連菌感染症」の一種「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」についても4週連続で今シーズン最多を更新しました。
県は引き続き、場面に応じたマスクの着用、こまめな換気や手洗いなど、基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。










