福島県会津美里町の伊佐須美神社では、今年一年でたまった汚れを払う恒例の「すす払い」が行われています。小雨が降る中、およそ20人が境内を大掃除しました。
朝の冷え込みが強まった、13日の県内。会津では小雨が降り、会津若松市の朝の最低気温は3℃となりました。そんな中、会津美里町の伊佐須美神社では、地元の婦人会のメンバーが、境内の大掃除に汗を流しました。
一年の汚れを払い清める「すす払い」です。初日の13日は、天井や壁などに付いた一年の汚れをほうきや雑巾を使って払っていました。
佐藤玲奈アナウンサー「一年の汚れを清めるすす払いですが、なんと長さ4メートルある笹の葉で作られたほうきを使っています」
すす払いでは、境内の笹を集めて作った特製のほうきが使われます。実際に私も「すす払い」を体験してみましたが…。
佐藤アナ「重い!上がらない!」
重さは10キロ以上、持ち上げるだけで精一杯でした。
伊佐須美神社・沼澤文彦宮司「(来年は)辰年ということで、竜のごとく世の中が上昇気流に乗って、諸事万端良い方向に進むように進めていきたい。そういう年であってほしい」
すす払いは26日まで行われる予定で、伊佐須美神社では来年の正月三が日は今年並みの10万人ほどの参拝客を見込んでいるということです。また、新型コロナ対策のため撤去されていた参拝の時に鳴らす鈴も4年ぶりに設置され、来年は例年通りの初詣ができそうです。











