金融機関で強盗事件が起きたことを想定した訓練が、福島県須賀川市で行われました。

訓練「このバッグに(金を)入れろ、早くしろ」

右手には刃物。さらに、左手にはガソリンを手にした犯人役の警察官。11日、須賀川市の銀行で行われた強盗訓練には、行員や警察官などおよそ30人が参加しました。

訓練では、窓口の非常ボタンを使った通報や、警察が到着するまでに現金を小分けにかばんに詰めて時間を稼ぐなど、万が一の際の対応を確認していました。

須賀川警察署生活安全課・亀田治男課長「訓練を積み重ねると同時に、署としても年末年始特別警戒でパトロールを強化している。強盗事件等が発生しないよう努めていきたい」

須賀川警察署は、12日も管内の別の金融機関で訓練を行うことにしています。