福島県西郷村では、中小企業が意地とプライドをかけて作った小さなコマをめぐる大会が開かれました。今回、初めて高校生も大会に臨み、技術力の高さを競いました。
高橋広季アナウンサー「こちらの会場では、皆さん真剣な表情で小さなコマをめぐる熱い戦いが繰り広げられています」
『西郷村コマ大戦』と名づけられたこの大会は、製造業社のモノ作りをPRしようと県南地方や東京都の中小企業、あわせて19の会社などから24チームが出場。競技は25センチの土俵で行われ、使用するコマは直径2センチ以内であれば素材や形、そして重さは自由。どのくらいコマが回り続けるかなど2つの部門で争われます。

そして、9回目を迎えた今年初めて高校生のチームが参加しました。それが白河市の白河実業高校です。
技術者たちの熱き戦いに、高校生として初めて挑む白河実業。機械科の3年生4人は、より長く回り続けるコマを追い求めて今年4月から試行錯誤を重ねてきました。
白河実業高校・武田秀幸先生「(生徒たちは)アイデアを持ってくるが、実際に作ってみると上手くいかない、どうやったらできるのかと試行錯誤して、ようやく出来てきた」











