2022年、福島県須賀川市の女子高校生が自ら命を絶った問題で、第三者委員会は、具体的ないじめは認められなかったとする報告書を遺族に提出しました。

この問題は2022年4月、須賀川創英館高校に通っていた当時3年生の女子生徒が自ら命を絶ったものです。

自殺の原因などを調査してきた第三者委員会は、報告書をとりまとめ8日、遺族に提出しました。

遺族によりますと、第三者員会は、調査の結果女子生徒への具体的ないじめを認めるには至らなかったと説明しました。

またクラスにおけるストレスなど、心理的負担が重なったことが女子生徒の自殺の要因として推察されたと報告されたということです。

遺族は、再調査を求め県に要望書を提出しています。