2023年度に収穫された福島県産の一等米比率は10月末現在で76.4%と例年の90%前後と比べて低い水準にとどまっています。
農林水産省によりますと県内でことし収穫された米の1等米の比率は10月末現在で76.4%でした。
これは全国平均の61.3%を上回っているものの、去年の同じ時期に比べて19.3ポイント下回っています。
福島県産米の一等米比率は、ここ10年、90%前後で今年度と同じように猛暑の影響があった2010年度の74.8%に次ぐ、13年ぶりの低い水準です。
等級が下がると価格も下がり農家の収入に影響することから、農林水産省では高温の影響を受けにくい品種への転換や栽培技術の導入を支援することにしています。










