自転車に乗る際の努力義務となったヘルメットの着用について、福島県内の高校生の着用率は9・8%に留まっていることがわかりました。

自転車のヘルメット着用に関する調査は福島県警や福島県などが、2023年9月に県内すべての高校生を対象に行い、91校、3万8000人あまりが回答しました。

調査によりますと着用率は全体で9.8%、男女別でみると男子生徒が11.1%、女子生徒は7.9%となっています。

ヘルメットをかぶらない理由については、「荷物になる」が全体の45.7%を占め、次いで「かっこわるい」が29.4%でした。

ヘルメットの着用を校則などで義務付けている学校は着用率が高い傾向があることから、警察では校則の整備を呼びかけるほか、街頭での啓発活動を強化することにしています。