みなさんが気になるのは今回、どれくらい雪が降るのか、ということだと思います。気象予報士の中ではこんな目安があるんですね。大雪となる目安は寒気から見ることができるんです。ひとつのサインだと思ってください。
こちらに上空1500メートルと5500メートルを並べました。こちら1500メートルで見ると、「平地で雪が降る目安の寒気」が福島県内をすっぽり覆う予想となっています。
ただ、今回は上空5500メートルで見ると、「大雪の目安となる寒気」が東北北部までしか流れ込んでこない予想になっていまして、福島県までは流れ込んでこないんですね。ですから、極端な大雪にはならないのではないかとみています。

では、スーパーコンピューターで予想される雪の量を見ていきましょう。予想すると、このようになっていまして、会津の山沿いを中心にまとまった雪、10センチぐらい降るというところがありますが、中通りの平地では1センチに満たないような雪の量となっています。

ただ、風向き次第ではうっすらと積雪する可能性は残っていますので
念のため、路面の凍結などに注意が必要となりそうです。










