一面に広がる銀世界。美しい紅葉の季節から一転、13日朝の福島県内には、冬の光景が広がりました。

植野天斗記者「福島市の道の駅つちゆです。こちらは標高800メートルで、足元には指先が埋まるくらい雪が降り積もっています」

県内は、気圧の谷や寒気の影響で各地で冷え込みが強まり、山沿いを中心に雪が降りました。なかには積雪となった所もありました。

朝の最低気温は福島市鷲倉でマイナス3.6℃、北塩原村桧原でマイナス1.1℃など、県内7つの地点で今シーズン最低を記録しました。

福島市の土湯温泉でも日陰には雪がうっすらと積もり、中には、温泉を使って道路の雪をとかすなど、朝の支度に追われる人の姿もみられました。

土産物店の人「寒くて綿入り(の服を)着ているんだ。たまげた、この寒さには」

山沿いからいよいよ始まった雪のシーズン。平野部にも、本格的な冬の足音が近づいています。