11日に行われた全国高校ラグビー福島県大会決勝。重量フォワードを擁する松韻福島が磐城を圧倒し、3年ぶり3回目となる花園への切符をつかみとりました。

新人戦、県総体とここまで2冠の第1シード松韻福島に、磐城が挑んだ決勝。磐城が優勝を決めた2年前と同じカードとなりました。試合は序盤から、松韻が主導権を握ります。

実況「じっくりと時間をかけます」
解説「モールを作りましたね」

得意のドライビングモールから、最後はセンターの渡邉大和がトライ!その後も徹底してモールを起点に攻撃の手を緩めず、4連続トライで試合を優位に進めます。

実況「ここも決めてきました。きょう4分の4!」

キッカーの2年生、引地は精度の高いキックで、差をさらに広げます。意地を見せたい磐城は、前半終了間際。

実況「さあ、ランで攻めて…抜けた!決まった!トライ!」

一瞬の隙を見逃さなかったフルバック池田がトライ。28対5で前半を折り返します。