今年、避難指示が解除された福島県浪江町津島地区では、恒例の肉まつりが13年ぶりに開かれ、町民のにぎやかな声が戻ってきました。また、閉校になった小中学校では原発事故後、初めての一般公開が行われました。

5日、浪江町津島地区で開かれた「肉まつり」。地域に親しまれてきた秋の恒例行事で、バーベキューを通じて住民が交流を重ねてきました。イベントが開催されるのは、震災と原発事故以降、13年ぶりです。
津島地区は、今年3月に一部で避難指示が解除されましたが、9月末現在、生活しているのはわずか7人。それにもかかわらず、5日は、避難生活を送る人などが集まり、会場には、故郷の懐かしい光景が戻っていました。

4月に埼玉から移住した町民「すごくにぎやかで良いですね」
町民「若い時は参加したことがなくて、初めて参加した。津島も活性化すれば良い」
こうした中、思い出の詰まった学び舎にも、多くの人が足を運びました。










