福島第一原発の処理水について、東京電力は11月2日に予定されている3回目の放出に向けた準備作業を始めました。3回目もこれまでと同じ程度のおよそ7800トンを17日間にわたって放出する予定です。

放出に先立ち、東京電力は30日午前9時ごろから移送配管に処理水を通す作業を始めました。

東京電力は31日、処理水を海水で薄めて放出前の水槽に移し、トリチウム濃度の分析を行う予定で、放出基準である1リットルあたり1500ベクレル未満であることが確認されれば、11月2日から3回目の放出を始めます。