アイデアと知識で子どもを守る
池田さん「ママがいかにお子さんにあった防災食が作れるのかというのを、今日はやっていきたいと思っている」
この日行ったセミナーは「災害時に役立つ食事作り」。電気や水が使えない状況で、どんな食事を作れるのかを学びます。用意するのはカセットコンロに鍋、そしてポリ袋です。2枚重ねしたポリ袋に備蓄してある水とコメをいれて、水を沸騰させた鍋にいれます。

池田さん「水はお風呂の残り湯でもいいし、ヘドロまみれではないような川の水でも使うことができる」
非常時にもあたたかさを感じる「おふくろの味」に参加者は驚いていました。
1歳の子をもつ母親「ポリ袋でもおいしんだと感動している。」
0歳の子をもつ母親「思っていたよりもふっくらしているのでおいしい。ご飯を結構食べているので、おうちでも作ってみようかなと思いました。」
子どもたちも、この表情です。

池田さん「子どもの心を守る一番のことというのは、いつもと同じということだと思う。いつもと同じ味で防災食、非常食を作れるというのがママにとっても自信になっていくのではと思っている。」
台風19号のあとも、各地で毎年のように起きている災害。あすも起きるかもしれない。大人がアイデアと知識を備えることで、子どもの笑顔を守ることができるかもしれません。