大きな巣を作って、猛威を振るう「スズメバチ」。敵が近づくと、顎をカチカチと鳴らして威嚇し、攻撃性が強いハチです。巣を守るために人を襲うこともあり、毎年10人以上が犠牲となっています。

その獰猛なスズメバチから、市民を守ろうと立ち上がったのが、ボランティア団体「二本松ハチ駆除たすけ隊」です。

ボランティアで年間50以上の巣を駆除

二本松ハチ駆除たすけ隊・大河内さん「近所の人から(私の畑に)ハチがいるんだけどと話があって、自分がとるのに苦労したから普通の人だとなかなかとれないだろうと思い、始まった」

メンバーの大河内吉男さんは、1年で50以上の巣を駆除してきたベテランです。この日も、住宅にできた巣を駆除してほしいという依頼があり、駆けつけました。

依頼主「夜、ヘッドライトを点けたんですよ。そうしたらハチがかすったんですよ。その時は玄関だったけど、それから裏口から出入りするようにした。本当危なかったです」

浦部アナ「あれは何のハチなんですか?」
大河内さん「キイロスズメバチですね。おおよそですけど、動いているハチと中にいる働きバチあわせて400~500匹いますね」
浦部アナ「4、500!?」

ハチを刺激しにくい、白い防護服を着て、浦部アナも駆除に立ち会いました。