8日の記録的な豪雨で、浸水被害を受けた福島県いわき市で、住宅の床下を無料で消毒する作業が25日から始まりました。
いわき市では、8日の記録的な豪雨で浸水被害を受けた住宅を対象に、25日から無料の床下消毒作業が始まりました。市内では、床上・床下浸水の被害を受けた住宅が1700棟以上に上っています。
このうち、内郷地区で床上およそ3センチまで浸水した住宅では、市から委託された業者が床板を上げた状態で消毒剤を散布しました。
浸水被害を受けた住民「やっぱり安心した。いわき市の方で対策をとっていただきありがたい。なかなか個人的にできる内容ではないので」
いわき市保健所生活衛生課・丹内健司主幹「床下消毒をすることで住民の方に安心を得てもらい、健康被害につながらないという形で対応する」
床下の消毒は、年内をめどに被害地域を巡回して行われ、不在だった住宅にはチラシを投函して意向を確認することにしています。