福島県の郡山消防本部によりますと、2013年から22年までの10年間に、管内でトラクターの横転や農機具への巻き込まれ事故により救急搬送された人の数は、62人にのぼります。

そのうち、7割あまりにあたる46人が入院が必要な症状で、うち5人は死亡しています。

年代別では、70代が約34%、80代が約24%、60代以上が約23%で、60代以上が全体の8割以上を占めています。

事故が発生した月別では、10月が約27%、5月が約19%、11月が11%と、田植えと稲刈りシーズンに集中しているということで、稲刈りシーズンを迎えるにあたり、注意を呼びかけています。