福島県本宮市で、クマが住宅の窓ガラスを割り、この家に住む男性がガラスを踏んで軽傷を負いました。

警察によりますと、22日午前3時20分ごろ、福島県本宮市高木水境の住宅で、出勤準備をしていた50代の会社員の男性が、1階窓のカーテンを開けたところ、窓の外にいるクマ1頭(体長約1メートル)を見つけました。

男性が大きな声をあげたところ、クマは驚いて窓ガラスを割り、南側の山林へ立ち去ったということです。男性は、割れた窓ガラスの破片を踏んで軽いけがをしましたが、命に別状はないということです。

その後、午前4時半ごろには、パトロール中の警察官が同じ本宮市高木地区の水田で、クマ1頭(体長約1メートル)を目撃しました。

警察は、本宮市に情報提供するとともに、警戒や広報活動を行っています。