防災意識が高まるなか、福島県会津若松市では小学生が長年愛用したランドセルを「防災ポシェット」にリメイクする取り組みが行われています。
こちらの防災ポシェット。材料となるのは、子どもたちが6年間使ったランドセルです。
ランドセルメーカーの「羅羅屋(ららや)」は、会津若松市の工場で、使わなくなったランドセルを防災ポシェットに無料でリメイクするキャンペーンを行っています。

羅羅屋・長尾怜さん「(ランドセルは)頑丈に作られているので、また水に浮く特性があるので、そういったことを活かす製品に生まれ変わることができるのではと思いポシェットにリメイクしました」
預かったランドセルは、工場で丁寧に分解・裁断された後、ポシェットの形に縫い直されていきます。
小枝佳祐記者「こちらがリメイクされたポシェットです。非常に軽く、持ち運びやすいサイズとなっています」
防災ポシェットには、長期間保存できる水や救急セットなど、8点の防災グッズが入れられ、今年度中に持ち主の元へ届けられるということです。

羅羅屋・長尾怜さん「いざというときはもちろん、通常でもお使いいただけるポシェットとしておそばにおいていただければと思います」
防災ポシェットへのリメイクは抽選で50人限定で、応募は9月10日まで、羅羅屋のホームページで受け付けています。