台風などによる豪雨災害から命を守ってもらおうと、福島県中島村の小学校では7日、防災について学ぶ出前講座が開かれました。

県南建設事務所・水野美晴さん「災害は身近なところにあるんですよという話を今日はしたい」

この出前講座は、集中豪雨による洪水や土砂災害から子どもたちの命を守ろうと県が開いたもので、中島村の滑津小学校の5年生が参加しました。子どもたちは、映像を使って自然災害の種類を学んだほか、ハザードマップで自分の家がどんな場所にあるのかを確認する大切さを学びました。

小湊愛巳アナウンサー「子どもたちはこちらの模型を使って土石流の危険さについて学んでいます。」

身近で起きる可能性のある自然災害の恐ろしさや対策について、子どもたちは真剣に耳を傾けていました。

男子児童「もしも土石流やがけ崩れが起きた時にどうすればいいのか、対処法が学べてきょうはいい学習になりました。」
女子児童「初めて知った垂直避難や平行避難をいかして、台風などで土砂災害などが近くで起きた時に身を守れるようにしていきたいなと思った」

県では、今後も県内の学校で出前講座を開いていくとしています。