パラリンピックに出場したパラサイクリングの日本代表選手と、福島県いわき市の小学生たちとの交流会が開かれました。

交流会が行われたのは、いわき平競輪場で、いわき市立泉小学校の児童およそ180人が総合学習の一環で参加しました。

パラリンピックに2大会連続で出場した広島県出身の川本翔大選手(27)は、生後2か月で悪性腫瘍のため左足を切断し、19歳の時にパラサイクリングを始めました。

川本選手は、子どもたちに「片足で自転車をこいで世界で戦っています」とあいさつしたあと、「タイムが思うように出ずあきらめかけた時もあったが、次の目標に向かって頑張っています」と話しました。

このあと、競輪場では川本選手によるデモ走行が行われ、子どもたちは、その技術とスピードに見入っていました。