実際のフライトで「適性」評価
今回のキャンプでは、2人乗りのモーターグライダーを使って飛行適性検査が行われます。
室屋さん「きょうはフライトを行います。」
8人のうち半数は、飛行機に乗るのは初めてです。しかし、操縦に必要な法律や気象など専門的な知識を学び、短期間で国家試験にも合格。飛ぶための準備を整えてきました。

今回のキャンプは、飛行適性検査の評価が合否を分けます。
室屋さん「まっすぐ飛ぶとか30度くらい傾けて旋回するとか、どこに目線を置いてどう見るとか、事前にシミュレーターで説明して練習して、その中で上空でどれくらい対応できるか、飛行時間の中で段々成長していくかを教官が評価していきたい。」
今回初めて飛行機に乗る、大学生の有村琉世さんです。

室屋さん「ちょっと楽しんだ方がいい。最初の10分くらい。」
さあ、いよいよです。大学4年生の有村さん。就活はせず、夢の実現のためにトレーニングを続けてきました。
有村さん「夢がかなう感じです。」
教官「とりあえずは飛べるね。だけど君の夢はここじゃないから。」
有村さん「はい、まだ先です。」
教官「まだ遥か先にある。」
有村さん「スタートライン。」
