福島県いわき市では、例年より2週間ほど早く、9日から特産のナシの出荷が始まりました。

「サンシャインいわき梨」は、いわき市の温暖な気候で甘味が強くみずみずしいのが特徴です。いわき市小川にある共同選果場では操業開始式が行われ、初日のきょうは「幸水」500ケースをいわき市中央卸売市場に出荷しました。

JA福島さくらによりますと、今年は気温が高い日が続いたことなどから、例年よりやや小ぶりなものの、甘みが強いナシになっているということです。

JA福島さくら・志賀博之組合長「安心安全なサンシャインいわき梨の更なるブランドを高めながら、高単価販売を目指していきたい」

いわきのナシは、9月になると「豊水」、その後「涼豊」、「新高」と続き、10月上旬まで出荷が続きます。