今年の夏は、旅行に出かける方も多いのではないでしょうか。福島県会津若松市の温泉旅館でも、客足が戻りつつあり、準備に奔走しています。

くつろぎ宿千代滝・新滝 渡部涼太さん「おかげさまでたくさんご予約いただいていまして、ほぼ埋まっております」

県内有数の温泉街、会津若松市の東山温泉にある「くつろぎ宿千代滝」では、お盆期間の宿泊予約がほぼ満室となっています。

渡部さん「コロナ前と同等に戻ってきております」

東山温泉には年間50万人ほどの宿泊客が訪れていましたが、新型コロナの影響で、おととしは28万人余りに減少し、大きな打撃を受けました。しかし今年は、コロナが5類に移行したこともあり、かつての活気が戻り始めています。この温泉宿でも、ラウンジにあるドリンクや日本酒の種類を増やすなど、おもてなしの準備を進めています。

渡部さん「今年は家族や親族で久しぶりに集まるお客様がたくさん増えておりまして、久しぶりの再会がお客様にとっていい思い出となるような、そんなお手伝いができたらいいなと思っております」