お盆を前に、早くも「稲刈り」の話題です。福島県本宮市で6日、早場米「まゆみ姫」の収穫が行われました。収穫したのは県内外から集まった「まゆみ」さんです。
伊藤大貴記者「青空が広がる本宮市です。まだ8月上旬ですが、こちらの田んぼでは早くも稲刈りが行われています。」
お盆前の6日、本宮市の農業法人御稲プライマルの水田で、超早場米「まゆみ姫」の収穫が行われました。
「まゆみ姫」は早場米の「五百川」から突然変異して生まれたもので、「五百川」よりも2週間ほど早く、東北で最も早く収穫できるということです。
周りよりも生育が早いために、去年は鳥などに食べられる被害が出ましたが、今年は稲の上に網目状に糸を張る対策をしたことで、去年よりも100キロほど多い900キロの収穫を見込んでいるということです。
この収穫のために集まったのは…。
参加した人「まゆみです」
県内外から集まった「まゆみ」さん。収穫は本宮市の交流プロジェクトとして行われ、市のイメージキャラクター「まゆみちゃん」と同じ名前を持つ人たちが手作業で稲刈りを体験しました。

東京から参加した人「(稲刈りは)初体験だけど楽しかった。だんだんとコツをつかんできて、面白さが倍増だった」
御稲プライマル・後藤正人社長「甘みが強く新米らしい新米だと思う。一番最初に秋の味覚、まゆみ姫を味わってほしい」
収穫したコメは、8月11日から福島市の県観光物産館などで販売される予定です。
