初戦の相手“ミラクル共栄”とは?

聖光学院の初戦の相手・東東京代表の共栄学園について見ていきます。129校がひしめく激戦区を制し、今回初出場となる共栄学園ですが、その愛称は「ミラクル共栄」です。

7月30日に行われた東東京大会決勝。東亜学園に1点のリードを許し、迎えた最終回。共栄学園は2アウト1塁と追い込まれますが、ここから『ミラクル』を起こします。

打者一巡の猛攻でこの回一挙7得点、土俵際から奇跡の大逆転勝利で初めての甲子園への切符を掴みました。

「ミラクル共栄」と呼ばれる理由は、この決勝戦だけではありません。共栄学園は、準決勝でも2点を追う最終回2アウトからサヨナラ勝ちを収めていて、2試合連続で劇的な幕切れを演出した、まさに「劇場型」のチームです。

共栄学園の東東京大会の戦績がこちらです。全6試合のうち、コールド勝ちは準々決勝の1試合のみ、多くの試合で接戦をモノにしてきていて、手ごわい相手と言えそうです。

聖光学院も決勝では苦しい展開をサヨナラ勝ちで制しています。6日の初戦に注目です!