実際の飲酒後に検証 シートベルトの着用すら忘れ…
飲酒運転はどれほど危険なのか、JAF=日本自動車連盟は、男女6人を対象に、飲酒することで、運転にどのような変化が現れるかシュミレーターを使って、実験しました。

飲酒直後、男性2人はそもそもシートベルトの着用を忘れて運転しています。

さらに、1人の男性は交差点を右折する際に十分な安全確認をしないで、自転車に接触しました。飲酒により、判断能力が大きく鈍っていることがわかると思います。
検証では、飲酒後は飲酒前と比べると、運転の操作ミスや判断ミスがおよそ4倍になりました。

ではお酒を飲んだ翌朝はどうなのでしょうか?
翌朝にアルコール反応がみられた男性は、交差点を左折する際に対向車線にはみ出し、そのほかの4人もはみ出す結果となりました。このように、翌日であっても正常な運転ができない可能性があります。
翌日でも、飲酒前と比較して、およそ3倍の判断ミスがありました。

今年4月には福島市で飲酒運転をした死亡ひき逃げ事件も発生しました。お酒を飲んだら、絶対に運転してはいけません。