大切な存在と話す2人。別々の高校に通っても心はいつもそばにいる。


続いてはSNSでセルフポートレートを知ったという高校2年生の2人。

高校生(2人の関係は?)「一応友達です」

照れくさそうに話す2人は中学時代からの大切な親友です。

高校生「ライバルって感じじゃないよね。やりたいことを全部一緒にできる存在」

現在は喜多方市と福島市の別々の高校に通っていますが、毎日連絡を取って数か月に1回は必ず会っています。そんな2人が撮影中、口にしていたある言葉について聞いてみました。

高校生 (エモいっていうのはどういう感情?)「エモいはエモいだよね。放課後に黒板を撮ったりする。学校はエモい」

どれも「エモい」写真と話す。マスクもコロナ禍ならでは。



英語で感情的や情緒的を意味する「エモーショナル」を語源とした若者言葉の「エモい」。このモノクロの写真や、あえてマスクを着けて撮った写真もどれも「エモい」写真です。そんな2人にはコロナ禍に思うことがあります。

高校生「(コロナ禍で)いつ楽しい学校行事がなくなるかわからない。3年間しかない。3年間の貴重な行事がなくなったりして青春が薄れていくようで悲しい」

青春に思いを馳せる2人。



延期できないたった一度の青春。時間を忘れてシャッターを切ったこの日もかけがえのない思い出になっていくのかもしれません。

高校生「すごく楽しかった。あまりない雰囲気で普段スマートフォンでは撮れない写真が撮れた」