ロシアによる侵攻で荒廃した農地の回復の参考にしようと、ウクライナ政府の農業担当者が、土壌の再生事業が行われている福島県飯舘村を視察しました。

飯舘村の長泥地区を12日に視察したのは、ウクライナ農業政策食料省の職員など8人です。一行は、長泥地区で行われている原発事故の除染で出た土の再生利用事業や農作物の試験栽培を視察しました。

ウクライナ農業政策食料省・オルハ・パジニッチさん「長い道のりも一歩一歩進めば復興は可能だということを日本で学ぶことができた」

ウクライナの農業視察団は14日まで県内に滞在して、農地への水の供給の参考にするため安積疏水の関連施設なども視察します。