年間1万6000個が使用期限切れ 再資源化で3つのメリット

水道メーターの分解は全国で取り組んでいる自治体も多く、福島県内ではいわき市が進めています。これには大きく3つのメリットがあります。

1つ目は、金属部分が高い価格で売却できるということです。分解前の状態よりも1キログラムあたり200円以上高く売れるそうです。

2つ目は、分解作業を障害者就労施設に委託することで障害者の就業機会拡大にもつながるということです。

3つ目は、プラスチックやガラス、ゴムなどを分別して回収するので、廃棄物の減量にも一役買っているんです。

福島市では年間でおよそ1万6000個の水道メーターの期限が切れるということで、市ではそのうち8000個を再資源化できるように、今後は委託先などを増やしていくということです。