6日の福島県内は、福島市で34℃を観測するなど、広い範囲で真夏日の一日になりました。白河市の中学校では男子生徒3人が熱中症の疑いで救急搬送されるなど、引き続き熱中症への警戒が必要です。

小湊愛巳アナウンサー「午後3時過ぎのJR福島駅前です。温度計は35.3℃をさしていて、立っているだけでも汗ばむような暑さです。」

6日の県内は高気圧に覆われ、午前中から気温が上がりました。日中の最高気温は福島で34.2℃、梁川で33.9℃など、30の観測地点のうち21地点で真夏日になりました。

郡山市民「空気もモワモワとしていてすごく暑い。電車までの時間があるので少しでも涼もうと思って飲みました。」

福島市民「福島は盆地だから私の子どもの頃から日本でもやっぱり暑いところだった。でもこんなに暑くなかったからね」

この暑さで、熱中症とみられる搬送も。

安部遼アナウンサー「こちらの中学校のグラウンドで、男子生徒が1500メートルを走り終えた授業後に体調不良を訴えたということです。」

消防によりますと、6日午前10時前、白河市の中学校で男子生徒3人が体育の授業後、熱中症の症状を訴え搬送されました。また、郡山市の中学校でも女子生徒1人が搬送されています。いずれの学校も当時、授業で長距離走が行われていました。

県内では午後5時現在、5人が熱中症の疑いで救急搬送されています。

7日の予想最高気温は、福島で37℃、会津若松で36℃などとなっていて、引き続き、熱中症に警戒が必要です。