15日に開幕した聴覚障害者の国際スポーツ大会「東京デフリンピック」のデフ柔道73キロ級で、福島県郡山市出身の蒲生和麻選手が銅メダルを獲得しました。

15日に開幕した東京デフリンピック。デフサッカーの会場、福島県のJヴィレッジでは、航空自衛隊のブルーインパルスが曲芸飛行を披露し、観客から大きな歓声が上がりました。

東京武道館で16日に行われたデフ柔道73キロ級では、郡山市出身の蒲生和麻選手が準決勝に挑みました。生まれつき両耳が不自由な蒲生選手は、小学4年の時から柔道に打ち込んできました。前回の大会で5位に終わった悔しさをバネに、金メダルを目指しましたが、韓国の選手に一本負け。悔しさをあらわにしました。

それでも、その後に行われた3位決定戦に勝った蒲生選手。見事にデフリンピックの銅メダルを獲得しました。