津波で亡くなった娘の「生きた痕跡残る場所」
ワークショップの日、遠藤さんたちは、その熊町小学校も訪れました。

木村紀夫さん「ここが残っているというのは、私にとってはとっても大事な場所で、壊してほしくない」
ワーキングループのメンバー、木村紀夫さん。木村さんにとっても、熊町小学校は大切な場所です。木村さんは、震災の津波で、家族3人を失いました。1年生だった次女の汐凪さんもその1人です。

木村さん「汐凪が勉強していた教室がこの1年2組です。汐凪の生きた痕跡が残っているんですよね」
小学校は、福島第一原発からおよそ4キロ場所にあり、いまは、除染で出た土を保管する中間貯蔵施設の中にあります。教室には、いまもランドセルや教科書が残されたままです。木村さんの話を聞いた移住者や学生など、およそ40人の参加者は、その様子を目に焼き付けていました。

参加者「自然に飲まれていく腐食とか、侵食が思ったより深刻だということを知った」
参加者「植物が壁に沿って伸びていたり、部屋の中まで入ってしまっていたり、人の活動から遠ざかってしまったという印象を受けた」













