月600万円の負担増

佐藤会長が代表を務める丸ヵ運送は、関東方面を中心にトラックを100台以上運行していて、このまま燃料費の高騰が続けば、月に600万円ほどの経費が余分にかかる計算になります。さらに、燃料の在庫不足も不安視されています。

佐藤会長「今週あたりもローリーが入ってこなくて、自社スタンドで入れられずに一般のスタンドで入れるというケースもあったので、そうなると自社に入ってくる燃料代よりさらに10円は上がるでしょうね」

トラック業界では、輸送コストを抑えるために会社や協会ごとに街中のスタンドよりも安く給油することができるスタンドを設置しているところが多くあります。しかし、現在、燃料販売元の在庫不足への不安から、一部の運送会社のスタンドには燃料が供給されず、通常よりも割高なスタンドで給油せざるを得ない状況が発生しているといいます。

佐藤会長「イラン情勢がこのまま長引けば燃料が入ってこなくなり、トラックが動けない事態にも波及するかもしれない」

日本の陸上物流を支えるトラック業界。その輸送コストが高騰すれば、最終的に、私たち消費者への影響も大きくなることが予想されています。