バスの車体が交差点にかかるようなバス停が「危険」と言われている

「危険なバス停」をご存知でしょうか。

「危険なバス停」とは、バス停にバスが停車したとき、車体が交差点、または横断歩道にかかるか、前後5メートルの範囲にかかるバス停を指します。こうしたバス停は停車したバスの車体が「死角」を作り出してしまうため、事故が起きやすいとされています。

国土交通省の調査でこうしたバス停は福島県内に111か所あるとされています。この「危険なバス停」の数が県内で最も多い会津若松市で取材しました。改善されたバス停がある一方でなかなか移設が進まないバス停もあります。その背景には何があるのでしょうか?

「危険なバス停」横断歩道にかかり、対向車線が全く見えない。


停止したバスが横断歩道を覆い、対向車線が見えないバス停。これは、事故の危険性が高まる「危険なバス停」です。

バスを追い越そうとすると歩行者が…(提供・東京農工大スマートモビリティ研究拠点)


こちらは違う場所の同じようなバス停をドライブレコーダーで記録した映像です。停車していたバスを追い越そうとすると、バスの死角から歩行者が飛び出してきました。

国土交通省は2020年12月、こうした危険なバス停を危険度AからCの3段階に分け、福島県内111か所を指定。なかでも会津若松市は県内で最も多い48か所が指定されました。