SNSで知り合った男女5人の自殺を手伝ったとして自殺ほう助などの罪に問われている福島市の男に、懲役6年が求刑されました。

自殺ほう助や窃盗などの罪に問われているのは、福島市の無職・岸波弘樹被告(37)です。

初公判の岸波被告

起訴状によりますと、岸波被告はおととし6月から去年1月にかけて、福島県内や山形県などの10代から20代の男女5人にSNSで「一緒に自殺しよう」などと誘い、首を絞めたり、練炭コンロを準備したりして、自殺を手伝ったなどとされています。一連の事件では4人が死亡しています。

30日、福島地裁郡山支部で開かれた裁判で検察側は「被告の生命軽視の姿勢は甚だしく、規範意識が極めて低い」などと指摘し、岸波被告に懲役6年を求刑しました。これに対して弁護側は「キャッシュカードを盗んだ」とされる点については「所有者の了承があった」として無罪を主張しました。

また、岸波被告は最後に「一部の人を除き、遺族には申し訳ないと思っている」と話しました。判決は3月6日に言い渡されます。