そして迎えた本番の日。

本番まで、2時間。
ここ数年、MJCのコンサートは新型コロナの影響で制限されてきました。
その状況は、まるで震災の時のようだといいます。

MJC・金子代表「一貫しているのは震災に負けない。強い力で前に行こう。第九を歌う時もこれからも同じ。震災から12年の中で、私たちは負けなかったという主張を、みんなの表情からマスクをかけていても絶対にわかる」


まもなく、本番。

届け1万人の心に。そして、つながれ…!



声を合わせるのは、『第四楽章、歓喜の歌』。



作曲したベートーベンが込めたのは「友人や愛する人のいる人生のすばらしさ」。

そして作詩したシラーのメッセージ、「苦しみを乗り越えてみんながひとつになる」。


1万人が、ひとつになった達成感。そして、歓喜。

MJC団長・大杉二葉さん(高2)「1万人の心がひとつになる瞬間を実際に体験できて良い経験になった」


大杉春花さん(高3)「自分の伝えたいことを全身で表現できることを魅力だと感じた」



その瞬間…1万人がひとつになりました。