地元の食材にこだわってきた渡邉さん。

「伊勢エビの自家製XO炒め」や「ヒラメのお造り」、そして…看板料理の「どぶ汁」。

これら全てに常磐ものが使われています。

渡邉さん「漁業者に大切に獲ってきていただいた食材を全部成仏させるのが僕のやり方」


今では、渡邉さんの味を求めて関東からも多くの人が店を訪れます。

東京から来た人「月に1回はお邪魔させていただいています。シンプルに言ってめちゃくちゃおいしいです」
いわき市民「季節季節で素材を活かして素晴らしい料理を提供していただけるので、みんな『おいしい』と言っていて、すばらしい」



常磐ものは「福島県の宝」。

福島第一原発の海洋放出計画が近づくなか、渡邉さんは、料理人としてできることを模索し続けています

渡邉さん「風評被害は必ずあると思うんですけれども、それに負けないで僕ら調理人が微力ですけれども、美味しい料理を作って提供して食べていただいて、皆さんに食べていただく姿を見て、周りの方も安全だなと思いながら食べていただけるとうれしく思います」