福島県によりますと、6日午後4時ごろ、
採卵鶏およそ10万4000羽を飼育する飯舘村の養鶏場から
「普段より死んでいる数が多い」と県に連絡がありました。
県が簡易検査を行ったところ、検査した13羽のうち9羽で
鳥インフルエンザの「陽性」が確認されたということです。
検体は、県中央家畜保健衛生所に送られ、遺伝子検査などの精密検査を行っています。
検査の結果は、7日の午後には判明する見込みで、高病原性鳥インフルエンザと確定された場合、県は直ちに対策本部会議を開き、まん延防止のための防疫措置を決定する予定だということです。
福島県内では11月28日、伊達市の養鶏場で県内初となる「高病原性鳥インフルエンザ」が確認され、飼育されていた全てのニワトリの殺処分と周辺の消毒作業が行われていました。